学資保険は、毎月1万円以下での加入が多い
ソニー生命の調べによれば、学資保険で準備している金額で、もっとも多いのは、200万円だそうです。
(参照:先輩パパママはどんな学資保険を選んでる?|ソニー生命
保険金額200万円だと、ソニー生命の学資保険Ⅲ型(30歳男性、子供0歳、18歳満期)の場合、月払い保険料が9020円となり、毎月1万円程度の金額になります。
学資保険は、子供の教育費を貯めるための保険です。
貯めるなら、銀行預金でも良いのですが、銀行預金と比べて、学資保険は、銀行預金よりも返戻率が高く、契約者が死亡等した場合でも、以後の保険料が免除されるなどのメリットがあります。
デメリットとして、学資保険は満期まで解約できず、途中解約した場合は、元本割れすることが挙げられます。
満期まで引き出せないからこそ、学資保険は、ほぼ確実に教育資金を貯めることができます。
1万円以下で入れる学資保険を返戻率でランキング
1万円以下で入れる学資保険を返戻率でランキングにしました。
学資保険は、子供の年齢が上がると、保険料を運用する期間が短くなるので、保険料がアップ、返戻率も下がります。
月1万円以下で学資保険に入ろうとすると、子供が生まれてすぐ0歳から入ることがベストです。
0歳から入れば、運用期間も長くなるので、保険料も安くなり、返戻率もアップします。
【1位】ソニー生命 学資保険 Ⅲ型 9020円 102.6%
1位はソニー生命の学資保険 Ⅲ型です。
18歳満期の保険で、保険金額200万円、18~22歳まで5年間、毎年40万円受け取れます。
入学金は別に用意しなければいけませんが、毎年40万円受け取れるので、学費用の学資保険です。
ほかのプランとして、18歳時に全額受け取れるⅡ型、中学、高校、大学の入学時に受け取れる一型がありますが、返戻率が高いのはⅢ型です。
https://www.sonylife.co.jp/gakushi/
【2位】フコク生命 みらいのつばさ ジャンプ型 9614円 101.9%
2位はフコク生命 みらいのつばさです。
17歳満期の保険で、保険金額200万円、18歳で100万円、22歳で100万円受け取れます。
入学時に100万円が受け取れるので、入学時がラクになる学資保険です。
ほかのプランには、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学などでこまめに受け取れるステップ型もあり、こちらも人気ですが、返戻率は下がります。
なお、フコク生命には、兄弟割引があり、兄弟で入るなら、おトクになります。
https://www.fukoku-life.co.jp/gakushi/index.html
【3位】日本生命 ニッセイの学資保険 9555円 101.7%
3位は、ニッセイの学資保険です。
18歳満期の学資保険で、保険金額210万円、18歳で70万円、19歳~22歳まで35万円ずつもらえます。
入学時に多く、その後も続けてもらえるので、バランスの良い学資保険です。
なお、ニッセイの学資保険は、保険金額が300万円では、高額割引で返戻率が104%とアップします。
お金があれば、保険金額300万円で加入する方がオトクです。
https://www.nissay.co.jp/kojin/gakushi/
【番外編1】明治安田生命のつみたて学資 10814円 102.7%
月1万円を超えますが、ほぼ1万円で入れるのが明治安田生命のつみたて学資です。
15歳満期の学資保険で、保険金額200万円で、18歳~21歳までの4年間50万円ずつ受け取ることができます。
月1万円を超えますが、満期が15歳までなので、早く支払いが終わるメリットがあります。
高校生になると、予備校代、大学の受験費用など、お金もかかるので、早めに支払いが終わるのは、大きなメリットです。
https://www.meijiyasuda.co.jp/find2/light/list/tumitategakushi/index.html
【番外編2】オリックス生命の終身保険ライズ 9807円 103.7%
学資保険ではないですが、返戻率が高く、学資保険と同じように使えるのが、オリックス生命の終身保険ライズです。
20年払い済みにすると、満期保険金が約244万円になります。
大学入学時の18歳には間に合いませんが、大学3年以降の学費に使用することができます。
https://www.orixlife.co.jp/life/rise/
【番外編3】明治安田生命のじぶんの積立 5000円 103%
同じく、学資保険ではないですが、返戻率の高さから、教育資金の積立に使えるのが、明治安田生命のじぶんの積立です。
毎月5000円から積立可能な積立保険、10年満期で返戻率が103%と高くなっています。
5年積み立てて、5年据え置くことで、返戻率をアップさせる保険で、毎月5000円の場合、10年後に309,000円になります。
大きく貯めることはできませんが、銀行預金よりも高い利率で積立ができるので、学資保険にプラスして貯める場合にも使えます。
https://www.meijiyasuda.co.jp/find2/light/list/jibunnotumitate/
大学の学費の目安。国公立で約250万円、私立で約500万円
主に、大学の学費のために必要とされるのが学資保険です。
大学の学費は、国公立で約250万円、私立で約500万円必要と言われています。
毎月1万円、保険金額200万円を貯めておけば、国公立なら8割、私立なら約半分の学費をカバーできるイメージです。
保険の機能があるので、契約者に万が一のことがあった場合でも、この保険金額は保障されます。
子供が大学に入らない場合でも、新生活のための費用にあてることが可能です。
まとめ
月1万円以下で入れる学資保険を紹介しました。
月1万円という条件で紹介しましたが、返戻率的には、ほぼ1万円の明治安田生命のつみたて学資にメリット感があります。
家計から1万円を出すのは、つらいかもしれませんが、児童手当などをスライドさせれば、少しはラクになるかもしれません。
子供が大人になるときには、大学だけでなくても、ある程度のお金は必要です。
早くから入れば、返戻率アップなどのメリットもあるので、早めに備えたいものです。